こんにちは、ゆーんです。
ここ1ヵ月で、自分のばあちゃんと夫のおばあ様、2度のお葬式を経験しました。
ばあちゃんのときは父が喪主
おばあ様のときはお義父さんが喪主でしたので
喪主の娘・息子嫁の立場でお葬式に参列したことになります。
どちらも家族葬でしたが、同じお葬式でも、地域によって、そして家によってまったく違うものなのだな、と感じました。
お葬式での役割
受付
ばあちゃんのお葬式では、わたしはお通夜と告別式、どちらも受付を担当しました。
父が喪主であり、父と母、そして叔父は親戚や参列者の方への対応に追われる為、受付を担当できるのはわたししかいませんでした。
芳名帳に名前や住所を書いてもらい、お香典を頂いた方を確認し、御礼品を袋に入れてお渡しします。
家族葬としていましたが、田舎なので親族以外の方も多く、1人では対応しきれず叔母などにも手伝ってもらいなんとかまわっていた感じ。
お通夜の最中でも遅れて来た方がいたら受付まで行って対応し、告別式も始まるギリギリまで受付、香典の管理も全て任される、といった具合でお葬式中はかなりバタバタしました。
一方、おばあ様のお葬式では。
ばあちゃんのときの記憶が新しかったので、てっきり受付を担当するものとばかり思い気合を入れていたのですが、受付は会場の人に任せて、親族からの担当はなし、でした。
こちらも家族葬だったのですが、親族はわたしたちと、義母側の親族が2人のみ。あとは会社関係の方が数名という、10人足らずでのお葬式。
御礼品の袋詰めやお渡しなども全て会場の人がやってくれましたし、お香典は受け取らないスタイルだった為、わたしがお葬式中にバタバタと動き回ることはありませんでした。
ちなみに実家のばあちゃんは田舎の昔からある葬儀場に、夫側のおばあ様は、典礼会館にお願いしました。葬儀をお願いする会場の違い、そして田舎と都会のお葬式の違いもあるのかなと感じました。
お酌
お酌に関しては、自分のばあちゃんのときはさほど気にしなかったのですが(というのも親戚が自由に座敷に座ってみんなでつつく感じだったので)、夫のおばあ様のときは気になって、するべきなのか調べました。
ところ、「お酌は喪主がご挨拶を兼ねてまわる」という風に書いてあるのを見つけた為、わたしは気にしなくても良いのかな、と思っていたのですが、お義父さん、その時になっても動かず、、!!会社関係の方がいるので夫が動くかな?と思ったけど、夫も動かず、、、!!!お義母さんに目配せすると、「お願い!」と合図されたので即座にお酌に回りました。
先にお酌に回るべきか確認しておけば良かったなと感じました(~_~;)
でも、実家のばあちゃんのお葬式でもそうでしたが、みなさん帰りのことを考えたり、車で来ていたりでビールを飲む方ってほとんどいらっしゃいません。
張り切ってお酒を用意しますが、減っていくのはノンアルビールばかり。「飲んでもらおう」と用意した者からすると少々寂しいような気持ちにもなりましたが、、仕方ないことですね。
スケジュールの違い
こちらも恐らく葬儀をお願いする会場によって違ってくるのだと思いますが、実家のばあちゃんの告別式は3時間。夫側のおばあ様の告別式は5時間と随分差がありました。
親族はその1時間前には会場に入っていないといけないので、おばあ様の告別式の日は丸1日がかりでした。
告別式の会場と火葬場の距離
ばあちゃんの葬儀を行った田舎の葬儀場は、市内に1つしかないこともあり告別式の会場と火葬場はすぐ近く。またバスで全員まとまっての移動だった為、かなりスムーズに終わりました。
一方、おばあ様の葬儀でお世話になった典礼会館は、会場と火葬場、そして食事をする場所それぞれが20分近く車を走らせた場所にあり、行ったり来たり。
またその移動も自家用車ということで、何かともだもだしました(車で来てない方ももちろん居たので、親族の車に分かれて乗ってもらいました)。
拘束される時間が長くなると、子どもどんどんもたなくなってきます。
何度目かの車の移動の際には、「終わった?もう帰る?」としきりに聞いてきて、また会館に入るとなるとストレスを発散するように走り回り、、、なかなか大変でした。
初七日を告別式と同日に行う
また、おばあ様のお葬式では本来亡くなってから7日目に行う法要である初七日の法要も同日に行いました。
ばあちゃんの時は、お骨上げを行ったら解散だったのが、その後再び会館に戻って法要を行うというスケジュールだったんですね。
前日のお通夜から続く葬儀スケジュール、最後の最後の初七日の法要は、大人でもしんどいものがありました。。
当然、りーくんはもう集中力が完全に切れてしまっています。
それまでは親族として一番前の席でなんとか座っていてくれましたが、とてもとても、、、という感じだったので、後ろの席で旦那と二人がかりで抱え込んでいました(~_~;)
他にも違う点は色々
これらの他にも異なる点は多々あって、例えばばあちゃんの場合は亡くなったその日の夜から父がつきっきりで寝ずの番をした為、母の送迎などで運転手をしなければいけなかったのに対し、
おばあ様のときは寝ずの番はお通夜の日のみだったり(わたしいつ呼び出しされるのかと勝手にソワソワ準備してたのです^_^;)
精進上げの料理も、ばあちゃんの時は2段構えのお弁当でお持ち帰りできたのに対し(すごい量で食べきれないのでみんな持って帰るのが当たり前)、
おばあ様の時は懐石料理でその場で食べきりのみだったり(りーくんがほとんど食べずに残したので持って帰ろうとタッパーを頼んだら、食中毒の可能性があるからとお断りされた。恥ずかしい、、、)
なんというか、直前に田舎のお葬式を経験していた為、同じようにすれば大丈夫、と思っていたのが随分と勝手が違い、戸惑いました。
戸惑ったといえば、典礼会館の葬儀には写真撮影がプランでセットになっているのです。
お葬式で記念撮影、、、!?
やったことないぞ、、、!!
と思いつつ、親族揃って祭壇の前で記念撮影をしました。
お義母さんも初めてやわ~。と言ってました。最近の流行り(?)なのでしょうか、、、
まとめ
親族サイドで、更には暴走3歳を連れてのお葬式への参列はなかなかに大変なものでした。。。
1ヵ月で2つのお葬式に参列したことで、同じお葬式でも異なる部分が多々あるのだなということに気付くことができたのは、良かったと思います。
これからまた別のお葬式に参列する際、また、いつか自分たちが中心となってお葬式を考えなければならなくなった時にも、色々と参考にできる部分が多くあったように感じました。
わたしの父母側の祖父母は、今回ばあちゃんを見送ったので、最後でした。
夫側の祖父母は、お義母さんのお母様がまだまだ元気でご存命です。(そういえばお義母さんは神道なのでした。。また色々と勝手が違いそうです*1)
父母から、そして義父母から、学べることはしっかり学んでいかないといけないな、と感じた今回のお葬式でした。
\3歳の息子、お葬式にはこんな恰好で参列しました/
ゆーんでした(TT)/~~~
*1:+_+