こんにちは、魔の2歳児子育て中のゆーんです。
日に日に狂暴化、手が付けられなくなっていく2歳10ヶ月の息子に悩まされています。
- 後ろからものすごい勢いで突撃してくる
- 家の中でバッドを振り回し、ボールを投げる
- 太鼓を壊れるのではないかという勢いで叩く
- ジャングルジムの上から飛び降りる
- 大音量で音楽を鳴らし、オリジナルソングを熱唱
- 何度注意しても怒っても、同じことを繰り返す
あるあるではないでしょうか?
気付けば朝から晩まで子どもを叱っているような現状に、なんとかならんもんか。と思っていたときに見つけたのが、この本。
こちらの本を参考に今日1日「叱らない」を実践したところ、随分と気持ちが『楽』になったので、ご紹介します。
今日1日「叱らない」
いやいや、「叱らない」とかムリ!!!!!!て思いますよね。
なんせ1日子どもと一緒に居たら、叱ることだらけです。上に挙げたような子どもザウルス状況の時はもちろん、おトイレに行く1つを取っても
「おトイレ行かんで大丈夫?漏れになるからはよ行ってきて!、、、トイレから出たら手洗って!洗面所びしゃびしゃにせんでよ!!お水がもったいないやろ!?手ぇちゃんと拭いて!パンツどこやったん!?、、、ベッドに放り投げんでっていつも言うてるやろ!!!はよパンツ履いて~~~!!!!」
ハイ。我が家の一連の流れですね。
そして、やっと履いてくれたかと思ったら、わざとか!?!?!?と思うほど確実に、前と後ろが逆なワケです。
なんで覚えてくれないの!?お願いだからトイレくらい穏やかに済ませてくれ!!!と思います。が、息子には通じていないよう。
(『男の子の\本当に響く/叱り方ほめ方』P24より)
まさにコレ状態。
「別の生物」と認識する
「OTOKONOKO」という生物は、活動的で衝動的で思慮が浅くパターンが読めない。2歳で可愛らしい赤ちゃんから恐竜へと生まれ変わり、そこから先は常に何かと戦っている生き物らしいです。
(『男の子の\本当に響く/叱り方ほめ方』P73より)
色々と諦めがつきますね。
「叱らない」を実践する為に
第3章『まず試してみたい「叱らなくてすむ」方法』で色々と紹介されているのですが、わたしが「自分にはコレだな」と思った方法を取り上げてみました。
約束をしない
一言でいうと、「約束をしても男の子は守らない」ということが書いてあります。
ママからするとなんともつらい。
でもその通りですよね。約束をしても、ことごとく破ってくれる。子どもってそんなもんです。分かってます。
(『男の子の\本当に響く/叱り方ほめ方』P86より)
分かってはいるけど、どうしても言ってしまいます。
「おもちゃは出したら片付けて」「ゴミを床に捨てないで」「家中の電気をつけてまわらないで」「洗面所に水を溜めないで」「夜は静かにして」
挙げていったらキリがないほどの『約束事』を、片っ端から子どもは破っていくわけです。
そしてママは1日をかけて、どんどんどんどんストレスを溜めこみ。どっかーん!と爆発するわけですね。夕方くらいに。
「約束事」は増やすと自分自身も『約束』に縛られるから、『絶対』を作らず『ラクに守れるゆるい約束』に留めておくと良いそうです。
「ここから叱ります」ラインを明確にする
かといってまったく「叱らない」わけにはいきませんよね。命に関わるような「本当にダメ」なことは、きちんと叱って分かってもらわないといけません。
その為には「ここから叱ります」というラインを明確にし、それを夫婦間で共有することが大切だそうです。
(『男の子の\本当に響く/叱り方ほめ方』P95より)
夫婦で共有することによって揉めることも無くなるし、子どもも理解しやすくなるということでした。
我が家ではこの「夫婦間での共有」が圧倒的に足りていないと思います。
パパとママで怒る基準が違えば、子どもが混乱するのは当たり前。
でも我が家では「パパとママは怒る基準が違う」ことが息子の中で当たり前になってしまっています。
そのせいで、普段ママが良しとしていることをパパに怒られて泣く。逆に、パパだったら許してくれることをママにして怒られる。なんてことが多発します。
これは、良くないですよね。。
これを機会に「ここから叱ります」を夫婦でちゃんと決めたいな、と感じました。
究極の方法=「見ない」
「叱らない」と決めても、子どもはいつも通りに色々なことをやらかします。それをじーーーと見ながらンぐぐぐぐ、、、となるくらいなら、見ない。ナルホド本当に『究極の方法』ですね。
(『男の子の\本当に響く/叱り方ほめ方』P98より)
流石に公共の場で他の人の迷惑になるようなときは「見ない」わけにもいきませんが、でもコレ、家で煮詰まっているときには有効な手段かもしれないなと感じました。
1日子どもと接する中で、イライラが積もりに積もっていって、爆発する瞬間。そのきっかけ自体は、本当たいしたことないんですよね。その大したことでもない事に対して、それまでのイライラも重なり一気に叱りつけてしまう。
つらつらと怒鳴り続けられても、子どもには一切伝わりません。そんなの分かってるけどもう口にせなやってられん!!て感じになっちゃってるわけです。
だったらもう「見ない」ことにしてしまうのも、一つの手なのかもしれないと思いました。
今日1日「叱らない」をやってみた
とにもかくにも、本のすゝめ通り、今日1日「叱らない」をやってみました。
感想
「叱らない」を実践する上でまず危惧したことは、叱ることを止めたらいよいよどうにも手が付けられなくなるんじゃないかということでした。
ですが、結果としては叱ろうが叱るまいが子どものすることは大して変わらなかったです。
叱ったところで、その場では「ごめんなさい」とか「分かった」とか言ってみるものの、その直後にまた別の悪さをするんだから、叱るのをやめたところで被害はさして広がらなかったということです。
一方で、わたしの気持ちには随分と余裕ができました。
「今日は1日叱らない」と「ラク~にゆる~く」を頭に置いているため、普段だったら即!叱りつけていたようなことでもウンっと飲み込んで。まぁまぁどぅどぅと自分をなだめながら過ごしていると、それが思ったよりもずっと「楽」なのです。
叱るのって、疲れます。怒るのって、しんどいです。
それでも母親なんだからきっちり子どもをしつけないと。とか、今許せば外でも同じことをして人様に迷惑かけるから。とか、色々な使命感のようなもので、朝から晩まで毎日毎日子どもを叱っているわけです。
それを「今日はやらない」と決めてしまうと、ずいぶんと心が楽になりました。
そして、その心の変化が子どもに対する態度にも、もちろん現れてきます。
イライラに任せて叱った言葉は全く子どもに届きませんが、「こうしたほうが良いんじゃない?」とか「〇〇一緒にしない?」といった『呼びかけ』には子どもは案外(叱るよりは)応えてくれるものです。
1日目が上手くいったので、その後も数日続けてみました。
もちろん、完全に「叱らない」でいられる訳じゃありません。なんせ四六時中、自分の周りをウロチョロウチョロして悪さをするちびっ子が居るわけです。
自分1人だったら当たり前になんてこともなく出来ることが、そのちびっ子のせいで何一つスムーズに進まないのです。
正直、何も悪さをしていなくても母のフラストレーションは膨らんでゆきます。
それでも、「叱らない」育児を取り入れる前よりも、随分と気持ちは楽になりました。
そして、「イチイチ叱っていた」のを止めて「ポイントで叱る」ようにしたことで、これまでよりもしっかりと言葉を聞いてくれるようになったように思います。
「叱らない」子育ては迷惑?
[叱らない 育児]で調べると[迷惑]という検索ワードが一緒に出てくるんですよね。
でも、わたしは今回「叱らない育児」を実践してみて「叱らない育児」=「迷惑」にはならないかなぁ、と感じました。
確かに、公共の場で子どもが暴れ回っているのにそれを「見ない」ことにして「叱らない」でほったらかすというのは=『迷惑』になってしまうと思います。
しかし、「叱るライン」をしっかり決めて、それ以外の部分では子どもの自由にさせてあげる。そういった子育ては、自分で「良し・悪し」の判断ができるような子どもを育てることができるのではないかな、と感じました。
今後
もちろん、まだ「叱らない」育児を取り入れて数日です。早々に「叱らない」が頭から吹っ飛んで、怒鳴りつけてしまうこともありました←
でも、どちらかというと「自分のやり方を押し付けてしまいがちな親」であることを自覚しているわたしなので、子どもを叱らず(イチイチ口出しせず)にいる、というのは良いことのような気がしています。
男の子の良さのひとつは「のびのび」
何をやらかしても、「うんうん男の子だもんね。良き良き。」と思えるような心の大らかさが欲しい。
(『男の子の\本当に響く/叱り方ほめ方』P128より)
今回読んだ本はコチラ。
可愛いイラストと分かりやすい説明でとても読みやすかったです。
\ゆーんの育児奮闘記録/
www.xoyu-nxo.work
最後までお読みいただきありがとうございました。
ゆーんでした。