こんにちは、ゆーんです(。・・)ノ゙
息子りーくん、現在2歳8ヶ月。
今でこそ何でも食べれるようになり、お肌も改善したりーくんだけど、これまで散々肌のトラブルには悩まされてきました。
アトピー性皮膚炎や食物アレルギー
わたし自身もアトピーでアレルギーもちだけど、自分の子どもが診断されると、そのショックは結構大きいものです。
子どもの皮膚トラブルの問題。
それぞれの子がそれぞれの症状で同じってことは絶対にないのですが、息子りーくんのアトピーとアレルギーの症状、現在も行っている、対策などをまとめてみました。
- 食物アレルギー検査(0歳7ヶ月)
- アレルギー食物を実際に口にしたときの症状
- 陽性反応が強く出た食べ物、完全除去
- ステロイド剤、中断。自然療法を試してみる
- 転機(1歳4ヶ月)再検査で、数値が下がった!!
- 現在(2歳8ヶ月)陽性反応が出た食べ物も、全て食べられるようになりました!!
- 日常のお肌のケア
- 子どもの肌トラブルとの付き合い方
食物アレルギー検査(0歳7ヶ月)
0歳7か月ではじめて血液検査を行った結果です。
小麦(5)、大豆(2)、米(3)、ゴマ(1)、ミルク(2)、卵白(4)、りんご(1)に陽性反応
0が陰性で、1だったら疑陽性、2以上が陽性で、最高値が6となります。
りーくんは、小麦、大豆、米、ミルク、卵白が陽性で、ゴマとりんごが疑陽性という判定でした。
アレルギー食物を実際に口にしたときの症状
アレルギー食物を口にしたときに出た症状をまとめました。
軽
↑
*口、目の周辺が赤くなった…豆腐、牛乳、チーズ
*唇が腫れ、吐き戻した…ボーロ、りんごのすりおろし
*全身に発疹が出て、ぐったりした…小麦、大麦
↓
重症
【ボーロ】
最初にアレルギーを疑ったのは、ボーロを食べたときです。
まだ卵を食べさせていなかった時期に義母が「練習練習♪」と口に入れたボーロ。
大丈夫かな…と思いつつも、ほんのひとかけだし、、と思っていたら…
数分後、お乳を飲んだ後に一気に吐き戻し(゜ロ゜;
唇もたらこみたいに腫れてきて、どうしたらいいのか分からず焦るわたし。
病院に行ったほうが良いのか、と悩んだけれど、すぐに唇の腫れも引いたし、様子みつつで大丈夫よ、と義母に言われその時は病院には行きませんでした。
それから卵はしばらく控えよう、と思っていた、矢先…
【茶そば】
今度は実家に帰省中。
実母が何を思ったか、茶そばを食べさせた(茶そばって成分そば粉より小麦粉が多いんですよね)。
わたしはちょうど外に出ていたときで、後から聞いた話だけれど、大きな虫刺されのような発疹が全身にどんどんできていったそうです。
母曰く、発疹ができては消えて、と体の一部分、一部分と発疹が拡がっていく分には、まだ大丈夫、らしく。
それでもわたしが帰宅したときにはぐったりとしていたりーくんを、大急ぎで病院に連れて行って、薬をもらって、採血。
出た結果は、当然のように食物アレルギー、陽性。
小麦、卵は納得ですが、驚いたのは、米も陽性だったこと。
5ヶ月の頃から離乳食を開始して、そういえば、お顔が荒れ始めたのって、その時期だったけれどまさか米がアレルゲンなんて…
わたし自身がアトピー性皮膚炎で動物アレルギーもちで、肌トラブルは幼い頃から絶えなくて。
だから、息子の肌トラブルにも、それくらいなもん、と思ってしまって、病院に連れていくのが、遅くなってしまった。
もっと早く病院に連れて行ってあげれていたら、何か違ったかもしれない、と思います…
陽性反応が強く出た食べ物、完全除去
小麦、米、卵白は特に数値が高く、当時のかかりつけ医には完全除去を言い渡されました。
お米を除去って、、と思いつつも、さつまいもで代用。
限られた食べ物を食べる中でも、肌はなかなか完治しません。
このあたりで、アトピー性皮膚炎の可能性を指摘されたんだったかな(T0T)
病院でもらったステロイド剤を使用する日々。
塗ってる間はきれいな肌だけど、もう大丈夫かなと使用をやめるとすぐに荒れる。
そんな状態が続いて数ヶ月、再び実家に帰省。
ステロイド剤、中断。自然療法を試してみる
うちの母は、薬嫌い。
できる限り薬を使わないで、という方針です。
そりゃ、使わなくて済むなら、そのほうが良いけども…
当時お世話になっていたヨガの先生から、肌荒れに効く自然療法を教えてもらって、帰省中、試してみたのですが。
肌荒れ、悪化
ステロイドを急にやめたから、当然よね。
もともとの肌がまだ良い状態だったら自然療法でも効いたのかもしれないけど、りーくんの肌荒れは、それじゃ間に合わないくらい酷かったということ。
赤いぶつぶつはどんどん広がって、本人も痒くて仕方ないようで、抱っこしていたら肩に、寝ているときは布団に顔を擦り付けて。
日に日に真っ赤になっていく、息子の顔と、可哀想に、可哀想に、と言いながら、息子を抱く母。
ちょっと、耐えられませんでした。
大人ならまだしも、まだ我慢もできない0歳の子どもに、酷なことをしてしまった、と思いました。
自然療法は早々にやめ、しっかりと病院から処方されたステロイド剤を使って、せめて、夜はゆっくり寝れるように。
起きたら血が擦れた跡がある息子の顔や布団は、見たくない。
その後も病院に通ったけれど、1歳を過ぎても食べ物は完全除去のまま。
ステロイドを使っているから肌はずいぶんマシだけど、毎回山のように薬を渡されるだけの治療に、少し、不信感を覚えてしまって…
ずっと通っていた小児科をやめ、少し遠いけれどアレルギー治療で評判の小児科へ行くことにしたのでした。
転機(1歳4ヶ月)再検査で、数値が下がった!!
新しい小児科でまず言われたのは「陽性出たからってずっと除去!?ありえん!!」
わたしもそう思ったけど、試しにお米を食べさせると、やっぱり肌が悪化した気がして、改めてあげることができずにいたんですよね。
もう一度改めて検査する、という先生に従い、再度採血。
結果、、、
小麦(5→2)、大豆(2→0)、米(3→0)、牛乳(2→0)、卵白(4→2)、ライ麦(1)、大麦(0)
全ての項目で数値が下がってる!!
当時既に食べられるようになっていた、りんごやごまは項目から外し、新たにライ麦や大麦も調べてもらったけれど数値は低く、卵白、小麦はまだ陽性で、アレルギーはアレルギーだけど、除去するわけじゃなく、少しずつ摂取させよう、という方針で。
加熱加工してあるお菓子などから始めると良いらしく、「まずは小麦ぬきのたまごボーロとか食べさせてみ」と先生。
正直ちょっとトラウマなボーロをどきどきしながらも与えてみると、、、
食べれた!!!そして、反応も出ない!!!!!
これに喜んだわたし。
このあと小麦パンを手づかみでまるまる1つ食べさせて、また病院に駆け込むことになるんだけど(^-^;
それに反省し、そこからあとは毎日少しずつ、少しずつ慣れさせた結果…
現在(2歳8ヶ月)陽性反応が出た食べ物も、全て食べられるようになりました!!
陽性反応が出た食べ物も、全て食べられるようになったんです!!!
「小学校にあがるまでには、だいたい食べれるようになるよ」なんて、周りからは言われたりもしたけど、実際食べられるようになるまでは、やっぱりどうしても不安で。
色んなことに過剰に反応してしまって、お友だちと同じおやつを食べれない息子に、申し訳なくなって。
今でもまだ、肌トラブルが完全に治ったわけでもなくて、外食すると口の周りが赤くなるし、肌もやっぱり荒れる。
食べ物だけじゃなく、そもそもアトピー肌だから乾燥やら花粉やら紫外線やら…
1日外に出ると露出してたところが赤く爛れて、なんてこともある。
それでも。以前と比べると、全然違う。
ここまで改善したことに、本当に感謝しかない。
日常のお肌のケア
1度悪化すると、一気に治りにくくなる、子どもの肌トラブルは、日々のメンテナンスが本当に、本当に大切。
一時期は市販されているオイルやクリームで対策しようとしたこともあったけど、今は、小児科で処方されたものを使っています。
基本使ってるのは、ヘパリン類似の保湿剤。
血行をよくして、肌トラブルの改善をはかる薬です。
同じヘパリン類似でも、季節によって処方されるものは違ってきて、冬は乾燥するから、しっかりしたクリーム、夏は伸びが良い、ベタつかないスプレータイプ。
塗る箇所や、タイミングよっても使うものが違ってきて、寝る前だったら、しっかりクリーム、外に出るんだったら、スプレータイプ。
クリームタイプだと外の刺激物がくっついて、余計に痒くなってしまうから使い分けが大事だそうです。
ステロイド剤も処方されてるけど、普段の肌の保護をしっかりしてたらそんなに使用頻度は高くなくて、赤く爛れが出たら、早めに塗ってあげると1日2日で治ります。
肌の改善に合せて、ステロイドの配合も少なくなってる。
まだまだお薬なしでは心許ないりーくんの肌だけど、それでも確実に良くなっていると思います。
子どもの肌トラブルとの付き合い方
もしも、自然療法を試したあのとき。
辛そうな痒みに、泣き喚く息子に、今だけ、と目をつぶって
薬に頼らない治療をしていたら…
もしかしたら今頃、薬の保護に頼らず、自分の肌の力だけでやっていけるような身体になっていたのかもしません。
でも、当時の自分には、自然療法で治るのを待つだけの、精神的な余裕が、なかった。
自然療法をやめて薬を使いはじめてからしばらくも、ごめんね、という気持ちが強くて。
きっと、こわい顔で薬を塗っていたんだろうな。
りーくんは薬を塗る時間をひどく嫌がって、泣いて抵抗されることもありました。
自分の重たい気持ちが。
治さなきゃ、治さなきゃ、焦る気持ちが、余計にりーくんの肌の改善を妨げてると気付いてからは、りーくんの肌トラブルとの付き合い方を変えました。
「どこが痒いかな~?ここかなー。早く治れ~!」
「お外に出るときは赤にならないように、あわあわつけとこうね~(^^)」
薬を塗らなければいけないのが、ダメなこととは思わずに。
りーくんにも話しかけながら、作業のようにならないように。
そうしていると、自然とりーくんも薬を塗るのを嫌がらなくなり、不思議と肌は、どんどん良くなりました。
可哀想に、可哀想に、と言われると、本当に、自分の息子が可哀想な気になってくる。
自分がそう思ってなくても、堀込みたいにごめんね、ごめんね、と思ってくる。
本当は、ぜんぜん、りーくんは可哀想じゃなくて、ぼろぼろで真っ赤な顔でも、満面の笑顔で笑ってたのに。
毎日のケアは、もちろん大事。
どんな治療法を選ぶかは、人それぞれ。
でも1番大事なのは、1番近くにいる母が、笑顔で、大丈夫なんだよ、と安心させてあげて、ありのままの子どもと向き合ってあげることなんだと思います。