こんにちは、ゆーんです。
前回までの記事でわたしがマウスピースを付けることになった経緯と、夜間にマウスピースを付けて得られた効果について書いてきました。
【歯ぎしり・食いしばり】や【慢性的な肩こり】で悩んでいる方からのコメントも多く、マウスピース、試してみようかな?と思ってくれた方もいらっしゃるかもしれません。
が、【マウスピース】って、なんだか少し抵抗がありませんか?
わたしは最初、歯医者でマウスピースを提案されたとき、正直戸惑いました。
マウスピースってどんなもの?どうやって使うの?お手入れは?お値段は?使い続けるのにお金がかかるんじゃないの?
頭の中は「?」でいっぱい。
今回は、そんなマウスピースについて、実際にどんなものなのか。わたしの実体験をもとに書いていきたいと思います。
歯医者でマウスピースを作る
歯医者では、自分の歯型を取り、自分だけのマウスピースを作ることができます。マウスピースが完成するまでのステップは、大きく2つです。
上の歯型を取る
歯医者でマウスピースを作る為には、上の歯型を取ることが必要になります。
がぽっと粘土のようなものを上の歯に嵌め込まれ、しばらく固定。これがわたしは結構しんどかったです。
その日は型を取るだけで終わり。1週間後くらいに実物をもらいに行きます。
噛み合わせを調整する
完成したマウスピースを実際に歯に付けて、下の歯との噛み合わせを調整します。
赤い紙を歯で挟んで、歯ぎしりをするようにすり合わせ、分厚すぎる部分を削っていきます。
この調整の作業を1〜2回(1〜2週間おきくらで)繰り返し、しっかり自分の歯に合ったマウスピースが完成します。
実際のマウスピースがこちら。
上の歯にかぽっと入れるだけで、しっかりと歯に嵌って動きません。
1度調整が完了すれば、その後頻繁に歯医者に通う必要はありません。
歯の定期検診の際に一緒に持って行って、ズレが生じていないか確認してもらいます。
金額
気になるお値段ですが、5,000円とちょっとでした。
歯医者でマウスピースを作る場合の相場がだいたいそれくらいだそうです。
マウスピースは保険の対象なので、比較的お安く作ることできるんですね。
インプラントなんかは保険対象外なので、1本で何十万円もかかります。
それを考えれば、早いうちからマウスピースでしっかり歯を守り、予防しておくことで『歯』にかかるお金を抑えることができるかもしれないです。
マウスピースのつけ心地
マウスピースのつけ心地について。
これに関しては個人で好き嫌いの差が出る部分だとは思いますが、わたしに関して言えば、今はもうマウスピースなしでは寝られないくらい、マウスピースを付けて寝るのが当たり前になっています。
もちろん、最初からマウスピース快適〜♪となった訳ではありません。
最初はやっぱり違和感がありました。
たった数ミリとはいえ、歯の周りにこれまでなかった厚みができるわけですから、上唇はいつより前に出ているな〜て感じがするし、隙間ができやすくなる為寝ている間に口の中が乾きやすくなります。
寝苦しくて夜中に外してしまっていたこともありました。
が、一度マウスピースを付け忘れて寝た時に、それが原因なのかは分かりませんが翌日ひどい偏頭痛に襲われて。
それ以来、忘れず付けるようにしています。
マウスピースを付けることで肩こりや頭痛が改善されることを実感できていたことも、継続できた理由ですね。
お手入れ・洗浄の方法
マウスピースのお手入れの方法ですが、基本的に歯ブラシで歯を磨くのと同じ要領で磨いてあげるだけです。
夜、マウスピースを付ける前と、朝、マウスピースを口から出して容器に仕舞う前に磨きます。
あとは月に1回ほど入れ歯洗浄剤で洗浄すると綺麗に保つことができるそうです。
容器の中に水を張って、1錠ポトンと入れておくだけ。
お手入れが厄介なのではという懸念もありましたが、案外手軽に洗浄、綺麗に保つことができます。
保管・持ち運びの方法
使っていない間は、専用の容器に入れ、水を張って保管します。
コンタクトなどのように専用の液などは必要ないです。
水がこぼれないように水平な場所に置いて保管する必要がありますが、コンパクトなのでそんなに場所もとりません。
旅行や帰省の際には、水で含んだティッシュなどで包んで容器に入れて持ち運ぶことができます。
歯ブラシや化粧品と一緒で、わたしにとってマウスピースはもはや必需品となりました。
まとめ
マウスピースは一度作ってしまえば、その後使い続ける為に必要なのは「洗浄剤」くらいです。
あとは「歯の定期検診」の際にメンテナンスをしてもらうだけ。
ついつい忘れてしまいがち、サボってしまいがちな「歯の定期健診」ですが、“マウスピースのメンテナンスも兼ねて”いる為しっかり予約を取り、3〜4ヶ月おきに通うようになりました。
次回からは3歳になる息子も連れて、一緒に定期検診に通う予定です。
『自分の歯の状態』を知り、トラブルを予防することはとても大切だと実感しています。
一見関係のなさそうなことも、もしかしたら『歯』が原因かもしれません。
みなさんも『今の自分の歯の状態』を知る為にも、『歯の定期検診』行ってみてくださいね(^^)
ゆーんでした。