こんにちは、ゆーんです
前回までの記事で、1度は「しない」と決めた『羊水検査』を受けるかどうかを再び考えることになった理由と、わたしたちの羊水検査に対する考えを。
そして、「羊水検査は受けない」というわたしの気持ちを支えた、りーくんの不思議なお話を書きました。
「受けない」と決めてからもなんだかそわそわとしていた自分の心が、みなさまのあたたかいコメントで、りーくんと、自分の気持ちを信じて、守ってよかったと。穏やかに落ち着くのを感じました。ありがとうございました(^.^)(-.-)(__)
今日は、3度目の【胎児ドック(18w0d)】と、その翌日の通常の妊婦健診(18w1d)の記録です。
3回目・胎児ドック(18w0d)
3度目の胎児ドックへは、当日になって突然、行くことが決まりました。
お義母さんから羊水検査の話をされ、受けるか受けないかの判断を迫られた夫がクリニックへ電話。
もしも羊水検査を受けるならば、今日にでも来てほしい。という先生からの連絡で、急遽行くことが決まったのです。
お義母さんも一緒に行くのかと思いきや、りーくんとお留守番している、とのことでした。
一緒に行ったら「羊水検査受けといたら?」と言っちゃいそうだからだとか…(^^;)
最後は夫婦2人で決めて、という思いもあったのではないかと思います。
りーくんも最初は
赤ちゃん見に行く!
と言っていたのですが、お義母さんに宥められお留守番することとなりました。
いつもだったら、玄関で「いってらっしゃい!!」と満面の笑顔で手を振ってくれるりーくんですが、わたしの不安な気持ちが伝わったのかどこかこわばった顔で…
何も言わず、ただひたすたわたしのほうを、じーっと見ていました。。
羊水検査を受けるか、受けないか
車内でも夫と色々話をしました。
初めて、確率論などから外れた、「わたしは羊水検査をしたくないんだ」という、感情からくる気持ちも、伝えました。
夫もそれを受けて「やっぱ受けなくてもいいか」なんて言っていましたが、自分でも意見がその時々で簡単にブレていることに気付き、途中からは考え込んだように口をつぐんでいました。
結局、羊水検査を受けるのか・受けないのか。
そこの答えは出ないまま、病院に付きました。
わたしも途中からは、ただひたすら、エコーで何かよい結果が出ることを。
羊水検査を受けなくても良いと思えるような何かが起こることを、祈り続けていました。
中期・胎児ドックで分かったこと
病院について、いつも通りのエコー。
2週間ぶりに見た赤ちゃんには、前回までは見られなかったものが見えました。
胸腺が見えてきた!!!
赤ちゃんの「胸腺」が、見えてきていたのです( ;;)!!
これまでのブログの記録ではあまり触れていなかったのですが、お腹の赤ちゃんは胸腺が見えませんでした。
胸腺があるか、ないかによって、外から入ってくるウイルスに対する抵抗力・免疫力に大きな差がでます。
ないまま産まれてきてしまった場合、免疫力が弱く、風邪が重症化しやすかったり、ウイルス感染しやすかったりと様々な問題を引き起こしてしまう。
そして、22番染色体に異常がある場合、胸腺がないことが多い。
そう説明されていました。
その胸腺が、まだ小さいけれど見えてきていた!!
これは大きな成長でした( ;;)♡
内反足はない
22番染色体異常と共に報告されている症例の中に、「内反足」がありました。
足首が内側に曲がってしまっていて、歩くのには手術とリハビリが必要となるなかなか大変な病気です…
それについては“ない”ということでした。ヨカッタ…( ;;)
大きさも平均で成長
そして、前回はちょっと小さ目と言われていた赤ちゃんですが、今回は平均の大きさまで成長していました!
ここ最近一気にお腹も大きくなったし、胎動もよく感じるようになってたもんね(o´∀`o)
歯茎も綺麗
よく分からないのですが、歯茎も綺麗だそうです。
わざわざ言ってくれたので、ここからも何か病気が分かったりするのだろうか…?
綺麗なら綺麗で良いか、ということで突っ込みませんでした。
エコー写真
すやすや良い子で眠ってるように見えますが…
エコーの間もずっと元気に動き回っていました( *´艸`)
目鼻口がよく分かるようになってきたなぁ( 〃▽〃)
選択
今回新たに分かったのは、
- 胸腺が見えてきていた
- 内反足はない
- 大きさも平均で成長
- 歯茎が綺麗
ということ。
心臓の問題に関しては、胎児ドックで診られる分にはもう診てもらっているので、あとは大学病院の先生のお話を聞くまでです。
わたしの気持ちは「羊水検査は受けない」で固まっています。
でも、その気持ちを全て伝えた上で、夫がそれでも「受ける」と言うのならば、受けよう。
そう思って、最後は夫に選択を任せました。
結果…
うん、受けなくて良い気がする!
…また気がするかい( ̄□ ̄;)!!
結局、最後までなんか楽観的というか…そういう部分はぬけないままの選択ではありましたが、それが夫の良いところ…でもある…か??
エコーで何も問題がなくても、染色体の問題を抱えて産まれてくる赤ちゃんはいる。
「絶対に大丈夫」なんて言えることは、ない。
だったら、少々楽観的でも、「受けない」と選択してくれただけでわたしとしては「良かった」のでしょう。
帰りの車内では、その”絶対に大丈夫”なんてことはないということ。
問題があろうとなかろうと、育てていく覚悟を持つことが必要、ということを夫と話しました。
もし胎児ドックを受けていなかったら、そんなこと考えることもなかっただろうし、普通を当たり前として受け入れていたんだろうな。。
すでに1人子どもを育てている身ではあるけれど、子を産み親になるということへの覚悟、というか…そんなものを感じました。
妊婦検診(18w1d)
そして胎児ドックへ行ったその翌日には通常の妊婦検診。
前日に赤ちゃんはしっかり診てもらったから行かなくても良いのでは?なんて思いつつも、胎児ドックでは母の状態は診てもらえないのでやっぱり通常の検診は定期的に通います(^^;
前回の検診ではちょっと血圧あがってたしね。
赤ちゃんのためにも、母が体調管理を怠っていてはいかん。
いつも通り、尿検査・体重・血圧測定。
1ヶ月で1キロちょっと増えていたけど、何も言われませんでした(^^)血圧も問題なし~♪
超音波技師によるエコーでも、異常なし
今回から、通常の妊婦検診のほうでもエコー専用の時間が設けられるようになりました。
担当の女医先生に診てもらうよりも、じっくり時間をかけて赤ちゃんだけを診てもらえる。
もちろん胎児ドックでの検査結果は共有されているので、心臓については念入りに、念入りに診てくれたのですが…
結局、心臓の異常を見つけることはできませんでした。
この週数だと、うちでは分からないな…とのこと。
その後、担当の女医先生にも診てもらいましたがこちらでも異常なし。
26wから受けられる心臓スクリーニング(追加オプションで、専門の先生が来て診てくれるらしい)を勧められましたが、今週末には大学病院で心臓の検査をしてもらうことになっていたのでとりあえず保留にしました。
胎児ドックに行かなければ気付かなかった問題
つまり…胎児ドックに行かず、通常の妊婦健診に通っているだけだったら少なくとも26wまでは何の異常も見つからず穏やか~な妊娠生活を送れていた…ということなんですよね。
だけど、もしもその心臓スクリーニングも受けないまま出産を迎えていたら、産まれてから赤ちゃんの病気に気付き、慌てて対処することになっていたのかもしれない…ということ。
結局羊水検査をしない選択をしたので、今できることは経過観察のみ。
悩みに悩んだ1週間を思えば、いっそ…と思わないでもないのですが…
でも、今分かっているからこそ今後について考え、またより良くなることを願うことができるわけです。
この1週間で母としての心も鍛えられた気がするし...良しとしよう!!
まとめ
義母に羊水検査を勧められたことから行くことになった、3度目の胎児ドック。
結局羊水検査は受けないことになり、ただひたすらに悩んだ1週間は辛いものがあったけれど。
でも、改めてその話と向き合い、夫と考え話し合うことができたのは、大事なことだったなと思うし、必要な時間だったように思います。
とりあえず、これで羊水検査の話はいったん終わり!
お義母さんとまだ直接しっかり話せていないのが不安ではありますが…
大学病院の検査には同行してくれるとのことなのでそのときにまた話せたらな、と思います。
▽前回までの胎児ドックの記録
ゆーんでした!