こんにちは、ゆーんです
前回妊娠の記事をあげてから1カ月ほど間が空いてしまいました。
実はこの1カ月で、2度【胎児ドック】を受診してきました。
その結果と、今の気持ちについてまとめておきたいと思います。
胎児ドックを受けることになったきっかけはNT
胎児ドックを受けることになったキッカケは、首のむくみ(NT)でした。
10wの時にその厚みを指摘され、それが1週間後の再検診では解消。
21番染色体の異常(ダウン症など)の可能性は低いとは思うけど、一応安心のために専門の先生に診ておいてもらっとく??
という先生の言葉で、【胎児ドック】を受診することとなったのでした。
1回目・胎児ドック(13w3d)
最初に胎児ドックを受けたのは、13wの時。
ダウン症などの異常のサインをエコーで見つけられるようになるのがこの時期(11~13wあたり)だそうです。
チェックしてもらったのは以下の10項目。
初期胎児ドックでチェックした項目
- 首のむくみ(NT)の厚み
- 鼻骨の高さ
- 静脈管の逆流
- 心臓の弁の逆流
- 心拍数
- 大きさ
- 指・足の動き
- 頭・顔の異常の有無
- 胸水・腹水の有無
- 臍緒ヘルニアの有無
最初の説明で、検査はあくまで赤ちゃんに何か病気のサインがあったらそれを見つけてあげるため。
もしサインがあったら、赤ちゃんのために何をしてあげられるかを考えてあげるための検査である。ということを、先生がお話ししてくれました。
1時間以上かけてとても丁寧に説明してくれた中で、お腹の中にいる赤ちゃんに関係する部分を振り返りたいと思います。
首のむくみ(NT)の厚み
まず、NTについてはやはり11wでの検診時の結果同様、無くなっていました。
1度は2.8ミリといわれたNT(3.0~3.5ミリ以上だと、それ以下よりも染色体異常の可能性が高くなると言われる)ですが、今回の測定では0.9ミリ。
この数字も、前回の0.2ミリとは違うんですよね^_^;
専門の医者でないと正確な数値を出すことが難しいそう。
前回よりちょっと増えてる…?と少し不安にもなりましたが、先生は「まったくむくみはないね」と言い切ってくれました。
鼻骨の高さ
続いて鼻骨の高さ。
何の関係が…??と思いましたが、鼻の高さが染色体異常では結構大きなポイントだそうです。
“1.5ミリ以上で正常”とするそうなのですが、こちらも2.0ミリで問題なしでした。
日本人はやや低い傾向にありますので…なんて説明書きもあってちょっと笑っちゃいました(ノ∀`)
頭・顔の異常の有無
順番は前後しますが、頭・顔の異常の有無について。
染色体の異常があった場合、耳の位置が低かったり、顎がしっかり形成されていなかったり、ということがあるそうです。
こちらも、問題なし。
指・足の動き
手や足もとてもじっくり見てくれました。
手がグーパーしているか、指が5本揃っているか、曲がっていないか、など。
まだほんの数ミリの小さなお手て。
通常の妊婦検診時のエコーではそんなにゆっくり見る事ができなかったけど、しっかり手は開いていて、指の1本1本まで確認することができました。
途中、あんまりしつこく追いかけるからか、「いや~~~!」て言うように思いっきりパーで手を突っ張ってきて。
ちいさなお手てが、しっかり5本指でパーに開いているのを見る事ができました(o^・^o)可愛かった。
その他の身体の成長面に関しても、問題なし。
「とっても綺麗に成長していますよ。ダウン症などの可能性は低いと思います」
との先生の言葉に、なんだ、やっぱり大丈夫だったんじゃないか。とほっと一安心。
できたと思ったのですが…
静脈管・心臓の弁の逆流
この2つは循環や心臓に関係している部分です。
血液が上手く流れているか、という話だそうですが、ここでお腹の赤ちゃんは指摘を受けてしまいました。。
心疾患と22番染色体の異常を疑われる
お腹の赤ちゃん、少々血液が流れにくい傾向にあるそうです。
心臓から出ている2つの血管のうち、片方が太く片方が細い為、上手く循環していないかもしれないということでした。
「心疾患を疑います。」の言葉に、唖然…
NTにダウン症の次は、心疾患??
「それに伴い22番染色体の異常の可能性もでてきます。」
21番染色体じゃなく、22番??何が違うの???
やっと安心できるか、と思ったのに、次々出てくる新たなワードに放心。
「まだ断定できる時期ではないので、心臓についてはまた16wで再検査したいと思います。染色体については、来週(14w)までだったら絨毛検査をすることもできますが」
絨毛検査って、羊水検査より流産の確率が高いやつだよね。
いやいやいや、展開が早すぎる。
そもそも、染色体の検査をする必要性があるのかどうかすら、分からない。
どれだけの確率で?実際に異常があったとしてどうなるのか??
分からないことだらけ。
困惑していることに先生も気付いてくれて、まだ14wまで1週間あるので、気になるようなら1週間後に再検査に来てくれてそこから考えても良いということ。
ダウン症などの可能性は低く、注意して見たいのは心臓の部分だから急いで絨毛検査をする必要は、そこまでないとは思う。ということを話してくれて、心臓のことが分かるようになる16wの再検診の予約だけしてその場は帰ることになりました。
妊婦健診(15w1d)
不安であればいつでも連絡をくれていいし、何度でも病院に来てくれていい。
と言われていましたが、結局14wの再検査には行きませんでした。
理由は、14wではまだ心臓のことは分からないということと、絨毛検査をする必要性を感じなかったということ。
染色体の異常が仮にあったとしても、その異常がどの程度赤ちゃんに影響するのか。
それが、命の判断をするような要因になり得るのか??
そもそも22番染色体の異常を疑う理由となった心臓のこと。
そこすらハッキリしない曖昧な状態で、命に関わる(実際に流産のリスクもあるし、命を絶つということについても考えなければならない)絨毛検査をすることは、わたしにはできませんでした。
通常の検診では何の異常もなし
そんな状態で迎えた、通常の妊婦健診。
担当の女医先生も、診断結果にとても驚いた様子でした。
心疾患のことなんて、通常の検診では26wくらいまでは分からない。13wで分かるなんて。エコーを見る限りでは、何の異常もない元気な赤ちゃんに見える。
と。
心の中で、アナタがNTやらなんやら言うて胎児ドックに送ったんでしょー!!と突っ込みたい気持ちを抑えつつ。
女医先生曰く、通常の検診と胎児ドックは全くの別物。
産婦人科の先生が“素人”という言葉を使ってしまうほど、通常の検診では分からない事まで分かるそうです。
とにかく、通常の検診では“まったく問題なく元気に育っている赤ちゃん”であるというわけです。
やっぱり大丈夫なんじゃ。心臓だって問題なく動いてるんじゃ。
そんな淡い期待を持ちつつ、16w・2回目の胎児ドックを受診しました。
2回目・胎児ドック(16w0d)
結果は、やはり心疾患を疑う、というものでした。
心臓はちゃんと左右2つに分かれているし、バランスも良い。
ただ、そこから出ている血管の太さが左右で異なり、位置がずれている。
心疾患の可能性は高く、それがどの程度かによって病名が変わってくる。
産後、心臓の手術が必要となる。
また、22番染色体の異常も気になるところ。
羊水検査をするか、しないか。
丁寧に説明してくれましたが、ざっとまとめるとこんなところ。
とりあえず今すぐに決めなければいけないのは、羊水検査をするかしないかということでしたが、わたしの中でここはこたえがすでに出ていました。
羊水検査はしない
2回目の胎児ドックを受ける数日前から、羊水検査は受けないと決めていました。
そう決断した理由は、なんともおかしな話になるのだけど…
りーくんが、しないほうがいいって、言ったんですよね^_^;
胎児ドックの2日前、りーくんが唐突にこう言ってきたんです。
赤ちゃん、泣いてると思うよ?
本当に突然だったので、びっくりしました。
なんで泣いてるの??慌てて聞くと、
ぷすってしたから、いたいって。
唖然としました。
1回目の胎児ドックには一緒に行ったけれど、もちろん羊水検査で具体的にどんなことをするかなんて話してないし、針を刺すなんて分かる訳がない。
でも、「ぷすっと」、という表現でピンとくるのは、羊水検査のことしかなくて。
羊水検査、やめたほうがいいかな??と聞くと、
うん!
と返ってきました。
3歳児の訳の分からん独り言、ではあるのだけど、とてもそうは思えなくて。
そもそも夫とも話して染色体の検査はしなくて良いのではないかという話にはなっていたのですが、りーくんとのこのやり取りで、羊水検査はやっぱりやらないと心に決めていました。
2回目の胎児ドックで、やはり心臓の疾患があるかもしれないということが分かっても、それに伴い染色体の異常がある確率は15%。
残りの85%は異常がないわけだし、そもそも異常があったとして、どの程度のものであるかも分からない。
免疫力の低下や、精神的な発達の遅れなどを例にあげられたけど、それだって産まれてみて、成長してみないと分からないのに。
それを、今、染色体の検査をすることで、命の秤にかけても良いのか。
おおげさなのかもしれません。
単純に、何もなければそれで良しと安心する為でもあるし、染色体の異常を早く見つけてあげて、心臓のことにだけ集中する為でもある。
でも、わたしは今、それをしなくても良い、と思いました。
人によって色々な考え方があると思います。
あくまでわたしの考え方であり、わたしと夫と、そして息子の判断です。
心臓以外の成長はまったく問題なし
そして、やはり心臓以外の成長はまったく問題がありませんでした。
指摘されていた血液の逆流も改善されており、前回よりはっきりしたお顔立ちからも鼻や耳の位置の異常は見られませんでした。
新たに見てもらったポイントは、唇と脳の後ろの空間。
唇の病気はない
唇の病気って何??と思ってしまいましたが、唇の細胞がくっつかず2つに割れたまま産まれてしまう口唇裂のことをいうそうです。
22番染色体の異常の例の中に、顔の特徴というのがあるのですが、そこで挙げられるのが口唇裂。
この可能性は、ないということでした。
22番染色体と聞いて気になっていた部分の1つだったので、一安心です。。
▽今回のエコー写真
前回も思ったのだけど、お顔だということは分かってももやもやしていて耳…目??よく分かるな…といった感じ^^;
でも、お手てを口に持って行って指を吸うようなしぐさが見られました。かわゆい。
りーくんも動いてるねぇと嬉しそうでした(*´`)
背骨の病気もない
脳の後ろ側に隙間があるかないかで、背骨の病気について見ることができるそうです。
こちらに関しても問題なし。
本当、心臓のそのピンポイント部分を除けば、とてもすくすくと元気に成長してくれているようなのです。
まだまだ10センチにも満たない、小さな赤ちゃん。
これからどんどん新しい細胞を作って、成長していきます。
心臓のことも、良くなってくれるんじゃないか。
そう願わずにはいられない。
大学病院で診てもらうことになりました
そして、更に細かい部分まで検査してもらう為、大学病院へ行くことになりました。
赤ちゃんの全体を見て、病気のサインを見つけるのが【胎児ドック】
サインを見つけたら、今度はその専門の先生がいる病院へ、ということです。
更に心臓が発達してくる18-20wあたりで診てもらうことになるそう。
病院から病院へ渡り歩いて、本来なら安定期に入ってやっと安心できる…という時期のはずが、落ち着きません。。
性別も分かりました!!
そして、そうそう!!!
性別が分かったのです!!!!
実は、1回目の胎児ドックの段階でもちょっと性別に関してはやり取りがあったのです。
まだ13wだし、分からないと思うよと事前に言っておいたにも関わらず、場の空気を読まぬ夫。
男の子か女の子か分かりますか?
先生:ん~~~~分かるかな~~~~…
まだ早すぎるって言うといたやろ!!と睨むわたし。
の横で、りーくん。
なんでもない顔して、
おんなのこよ。
先生:ん~~…するどいかもしれない…
結果、お腹の中の赤ちゃん…
女の子でした(*´∀`)♥
りーくんすごいわ。
お腹の赤ちゃんのことに関しては、ママ、りーくんを信じて付いていく。
「だいじょうぶ」
NTを指摘されたことから始まり、心疾患の疑い、染色体異常の確率。
正直、頭の中はパンクしています。
パンクしているはずなのだけど、妙に落ち着いている自分もいて。
りーくんが「だいじょうぶ」と言ってくれて、赤ちゃんが正常な状態に戻ることを祈ってくれている母がいて、一緒に考え、見守り支えてくれる家族がいる。
だったら、大丈夫なんじゃないか。
不安で不安で仕方ないから必死で「大丈夫」と思い込もうとしている…そんな自分ではなく、本当にどこかで、「大丈夫」になるような、気がしています。
お腹の中の赤ちゃんの、まだ数ミリのちいさな心臓のためにわたしができることなんて、何もなくて。
あとは、ただただ祈るのみ。
大丈夫だと信じて、祈るのみ。
…あとは、夜のパソコンは控えようと思います。
「赤ちゃん泣いてると思う」発言のときに、なぜか
夜もおそくまでパソコンやってるし!!
とも言われたんですよね。
その前日は珍しくりーくんがパパと寝てくれたので、よっし!!とブログを書いておりまして。
それをパパがりーくんに夜告げ口したのでは…(ー_ー)?とは思うのだけど、それでもりーくん(と赤ちゃん)に言われたのならば、やめましょう。
週に1度あるかないかのお楽しみタイムだけど、自粛しましょう。
23時…遅くとも0時までには、寝る。
それ以外の日はりーくんと一緒に寝落ちしてるんだから、たまの1人タイム、それくらいまでは許しておくれ。
▽これまでの検診の記録
追記:淡路島最終回、今書いてる途中です~。2月が終わってしまう( ;∀;)
ゆーんでした!